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薬剤耐性(AMR)対策に向けた新たな教育プロジェクトを始動 — 岡山大学病院薬剤部と京都薬科大学が連携

岡山大学病院薬剤部は、京都薬科大学と連携し、薬剤耐性(AMR)対策の推進に向けた新たな教育プロジェクトを開始しました。本プロジェクトは、感染症分野に特化した薬剤師の育成を目指すもので、持続可能な次世代教育コンテンツの構築を目指しています。

 本プロジェクトは、岡山大学病院薬剤部の東恩納 司薬剤主任を中心に、濱野 裕章副薬剤部長、学術研究院医療開発領域の座間味 義人教授、京都薬科大学の豕瀬 諒助教、村木 優一教授らにより企画・運営されています。

 5月8日から10日にかけて開催された「第99回日本感染症学会総会・学術講演会/第73回日本化学療法学会総会 合同学会」では、村木教授から本プロジェクトが紹介されました。

 教育には、岡山大学病院薬剤部の木村郁哉薬剤師が起業した岡山大学発ベンチャー・株式会社 Medswell(https://medswell.jp/)が開発した薬剤師向け教育アプリ「KimBen pharma(キンベンファーマ)」を活用。KimBen pharmaは臨床現場を再現したシミュレーション形式のアプリで、全国の感染症専門薬剤師が作成した模擬症例を体験できるほか、作問者による解説動画や基礎的な知識を学べる動画コンテンツも提供されています。

 このアプリを活用することで、これまで主に学会などで提供されてきた専門教育をデジタル化し、いつでもどこでも学習可能な持続性の高い教育モデルとして展開していきます。プロジェクト開始直後から100名以上が利用を開始しており、すでに多くの好評の声が寄せられています。

 今後は、より多くの薬剤師や薬学生に活用していただけるよう、さらに内容の充実を図りながら、広く情報発信を行ってまいります。

【本件に関する問い合わせ先】
岡山大学病院 薬剤部 薬剤師 木村 郁哉
電話:086-235-7650
メール:ikimura@okayama-u.ac.jp

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